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4/16、帝京大学薬学部の「薬局実務実習情報交換会」に参加してきました。
当社では毎年5~6名の薬学生の実務実習を受け入れており11週間(週5日)にわたり生徒個々、実務実習テキストに沿ったカリキュラムを作成し、各店舗の実務実習指導薬剤師が薬局業務の実際について丁寧に体験学習を主体として進めています。
今回は大学側が企業(薬局側)に求める事、学生が実習を終え何が不満で何に対して充実感を得られたかなど、学生アンケートをもとに大学側から報告がありました。
実習を終えた学生からは、やや満足が55%の反面、やや不満、不満が10%以上ありました。不満内容としては、薬局側も日々の忙しい業務の中での実習生受入れですから、指導せず放置してしまうケースがあり、その点が不満に繋がっているとの事でした。
次に服薬指導の現場実習が少なすぎるという学生意見も多くあるとの事でした。11週のうち最後の2日間、数名の患者様(承諾済み患者様)に対して服薬指導実習をしただけという回答もありました。
反面、満足した点としては在宅医療実習に積極的に参加できたという学生意見が多く寄せられ満足度55%の結果に現れている様でした。
大学側からも在宅医療、チーム医療への参画、多職種連携など現場に学生を積極的に参加させてほしいという声も頂きました。
薬学部も4年生から6年生に移行し、実務実習もより重要性を増しています。学生にとっては、将来進むべき道を決めるきっかけとなると言っても過言ではありません。
我々企業側も実務実習指導薬剤師の教育・育成、そして学生を受入れるにあたり充実したカリキュラムの作成、薬剤師としてだけでなく社会人として将来地域医療に貢献できる薬剤師を育成するために実習生受入れを積極的に行なっていきたいと考えています。