スタッフブログ
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平成28年10月9、10日に愛知県名古屋市にあります名古屋国際会議場又は愛知学院大学で開催されました第49回日本薬剤師会学術大会に、自分自身のポスター発表を兼ねて参加して来ました。薬局、病院を問わず日本全国から薬剤師が集まり(ほとんどが薬局勤務の薬剤師ですが)、また薬学生もいました。
カフェ形式の薬局、在宅医療、地域包括ケア、健康サポート薬局、かかりつけ薬剤師、ポリファーマシー対策(残薬チェック)、腎機能からみた薬剤の適正使用(疑義照会)などレベルの高い発表が多数あり、とても勉強になる内容ばかりで、特にかかりつけ薬剤師、健康サポートの発表内容を通して、より一層薬局作りの重要性、やりがい、楽しみを感じました。個人的には、レベルが高い内容ですので今後の発展のためにも論文にして、形として残して欲しいものです。
診療報酬の改定で、薬局はだいぶ叩かれましたが、今回の学会を通して、発表者などのやる気、意気込みをヒシヒシと感じました。その一方で、常に勉強し行動をしていかないと、追いていかれるという焦燥感も感じました。2025年超高齢化社会になるにもかかわらず、薬局は大幅に減らすと言われています。先進国の中においても、日本は人口に対し薬剤師数がトップクラスです。このような状況を踏まえると、薬剤師の技術が問われ、薬局又は薬剤師が淘汰される時代が来てもおかしくはありません。結果を残し生き残るためにも、日進月歩の激しい医療の世界ですので、勉強することは必須であると思えます。
自分自身のポスター発表では、示説時間があり、何人かの先生方に質問されました。勉強になる質問ばかりで、特に驚いたのが薬学生から質問されました。勉強しているのが分かるくらい、しっかりとしていました。こういった方が多く出てくると、薬剤師の世界もより発展するのではないかと思います。頑張っていただきたいです。
来年の開催地は、『東京』です。かかりつけ薬剤師、健康サポート薬局の制度が出てきて、1年以上経過してからの学会ですので、より内容が濃くなるのではないかと楽しみです。来年も参加したいと思います。
今回、山梨県の機関の発表はほとんどありませんでした。このままでは、山梨件はおいていかれるだけでしょう。来年の東京は隣ですので、ひとつでも多くの発表がある事を願います。