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10月17日、午後7時より、
富士吉田市民会館にて、
薬剤師であり弁護士でもある赤羽根先生の講演会に出席してきました。
「医療安全のための法的知識」です。
最近 の薬剤師は
在宅医療やチーム医療など、
職能の拡大に伴い、
信頼や責任も高くなってきています。
薬剤師は「薬の責任者」であるとの認識も高まってきました。
そのため、
調剤ミス等における薬剤師への責任追求は今後増加すると予想されます。
実際に、
最近の裁判でも薬剤師に対して厳しい判決が下された例もでてきています。
今回の講演会を聴くことで、
薬剤師であっても、
法的な知識を最低限もっておくことが
必要であると感じました。
また、
調剤過誤があった場合、法的解決は本当の全面解決といえない場合があり、
やはり、
「予防が最も重要」ということも再認識しました。
そのためにも、
薬剤師として、
深い知識を得る、
過誤の起こらない調剤・監査の仕組みをつくる、
患者、医師とのコミュニケーション能力を高める等、
意識して取り組んでいこうと思いました。
最後に、
もし患者さんの対応に迷った時のために
赤羽根先生はこのようなことを言いました。
薬剤師法第1条とは、
(薬剤師の任務)
第1条
薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、
公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする。
つまり、
薬剤師に正義があるか否かは
「国民(患者)の健康な生活」になっているか否か、
で判断し行動すべきである、
とご指導いただきました。
今後の仕事に役立てていきたいと思います。
よつば薬局下吉田店 湯山