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2月8日(木)に開催されました在宅医療介護多職種連携研修会(介護支援専門員勉強会)『認知症高齢者の服薬支援について』に
ケアマネージャーの代表の方とご一緒に、パネリストとして参加してきました。
医師、歯科医、、薬剤師、看護師、ケアマネージャー、介護職員など約100名近くの多職種が集まり、まず最初にパネルディスカッションをし、
そのあとグループワークを行い、質疑応答という流れでした。
介護支援専門員の方々は、定期的に研修会を開催していまして、その中で『薬を飲み忘れる』、『薬を間違えて飲んでしまう』などの事例があり、
では、薬局では何をしてくれるのか?、薬剤師は何ができるのか?、『薬局の機能の機の字も知らない』を知るために、薬をテーマにした研修会が開催されました。
(薬局側としては、非常に悲しい内容です・・・)
パネルディスカッションでは、認知症高齢者の残薬の実態についてケアマネージャーの代表の方から報告がありました。
内容として、『薬を飲みすぎて入院してしまう』、『多科受診があり薬が煩雑としている』、『夜おしっこが出て困るから利尿剤を飲まない』、
『字が見えづらい』などでした。現実の問題が多く、全然薬剤師としてそのあたりが見えていないことにショックでした。
しっかりとした回答になったかどうか心配ではありますが、薬局側として一応回答しました(笑)
そのあとグループワークがあり、そこでも看護師、ケアマネジャーの方から質問や状況報告があり、
『注射の実施は、ヘルパーが補助している』、『押し入れにたくさん薬があった』など薬剤師が介入すべき事例があったり
『パーキンソン病で次回の受診までに持たせるために薬を自己で減らしていて、薬剤師に相談した。そしたら調子がよくなった』、『医師に相談するときに
薬剤師に介入してもらったら、すんなりと通った』など介入して良かった事例などの報告もありました。
自分はできているかと言うと・・・・・頑張りたいと思います!
今回の研修会を通して、薬剤師と他の職種との顔合わせなどもありましたが、個人的に大変勉強になることばかりでした。
近年、薬剤師の役割として、在宅医療への参加はかかせません。参加しない薬局は淘汰されていくと言っても過言ではありません。
これからは薬局が待っているだけではなく、こういった研修会に積極的に参加して薬剤師の存在を示してもらいたいと思います。
※すみません、写真は撮り忘れましたm(_ _)m