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1月26日(日)、アピオ甲府にて医療・介護セミナーが開催されました。
診療報酬改訂の最新情勢と今後の方向性というテーマで、株式会社ASK梓診療報酬研究所 所長 中林梓 氏による講演が行われました。
平成26年4月に行われる診療報酬改訂の背景から、我々医療機関がどういった準備をしていく必要があるかといったことについて、大変分かりやすくお話していただきました。
キーワードは「高齢者人口の増加」「在宅」ではないでしょうか。
団塊の世代が高齢者となる時期には爆発的に高齢者人口が増える、それに対して医療機関の受け皿には限りがある、急性期・療養型といった機能をより明確にすることで、入院・外来・在宅といった医療の中でその人にとって必要な医療を提供できる体制を整備する為の診療報酬改訂となっていると感じました。
病院の機能が変われば患者の動向が変わり、診療所・薬局・介護サービス事業所が求められる役割も変わる、そこに対応できなければ淘汰されていくという危機感を感じます。
しかし、国の方針は超高齢化時代に向けての在宅での医療・介護の一体的な提供―地域包括ケアシステムの構築ということは明確となっているので、我々が何を取り組まなければいけないのかもはっきりとしています。
政策実現の為に診療報酬改訂はなされますが、他職種との連携はますます深まっていくので、そのことには楽しみを感じます。